12年後に、こんにちは。

年賀状のお年玉が、一枚も当選しませんでした。

ここ数年もらっていた記念切手が
手に入りません。

しかし、残念ではありません。

なぜなら、この記念切手が
とても使いづらいからです。

先に断っておきますが
この話で共感を得られるとは思っていません。

ご存知の通り、年賀状のお年玉で当たる
記念切手には「その年の」干支が描かれています。

これ、みなさんはいつ使っているのでしょう?

私は使うことができぬまま、
溜めてしまっています。

なぜか。

この記念切手が手に入るのは、
当然のことながら、当選発表の後。
今年でいうと、1/15以降となります。

つまり、当たり前ですが
今年の年賀状には使えないのです。

年賀状に使うとしたら、
翌年の年賀状ということになりますが
私は亥年の年賀状に、戌年の切手を使いたくはありません。

なら、今年中に使えばいいじゃないかと思いますが
それもなかなか気が引けます。

もし暑中見舞いでこの記念切手を使うと考えた場合、
私は少なからず違和感を覚えてしまうからです。

それは、干支が季語的な役割を担うからだと思います。
干支はお正月を連想させてしまうので、
「干支が描かれた切手」は、お正月にしか似合わないのです。

となると、
お正月にも使えない。
お正月以外にも使えない。

文字どおり、八方塞がりです。

そんな八方塞がりの記念切手ですが、
唯一自然に使えるタイミングがあります。

それは12年後の年賀状です。

もちろん24年後でも36年後でも構いません。

その切手に描かれた干支が回ってきた
年賀状で使うのです。

この案の難点を挙げるとすれば
「超長期保存」と「忘却」でしょう。

12年間保存した後に、
その年に忘れずに使う必要があります。
もし忘れてしまったら、次のチャンスは
また12年後となります。

携帯電話の無料解約と同じくらい
難易度の高いミッションだと言えます。

今、私の手元にある記念切手で
最も古いのは2013年の巳年のものです。

2025年のチャンスを逃さずに
使うことができたかは、
その年の日記でご確認ください。

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