生きるペース
「働かないふたり」の13巻が発売されました。
兄妹ニートの日常を描いた
ゆるゆるおもしろ漫画です。
この作品は元々作者の個人ブログで公開されていたものですが、
今はwebマンガサイト「くらげバンチ」で連載中です。
さて、この漫画はニートを題材にしていて、
物語の中では終始ゆるい時間が流れています。
ゆるゆるです。
しかし、当然のことながら、この作品を描いている
作者は日々働いているわけです。
そこにゆるさが介在する余地はありません。
なんせ週刊連載ですから。
私は連載漫画の単行本が発売される度に
焦燥感に襲われます。
漫画家が一冊分の漫画を描く間に、
自分はどれだけ頑張れただろうか、
頑張りが足りないのではないかと、
不安になるのです。
「頑張り過ぎない。」が主流の世の中で、
誰も生き急げとは言ってくれません。
それも1つの幸せの形なのかもしれませんが、
そう感じるのはもう少し後でいいかなと思います。
明日よりも若い今日の内に、
できることを精一杯頑張ります。